7月25日、東京医療保健大学東が丘看護学部にて、元シアトル小児病院の看護師であるYoko Hansenさんより、CICU/CCFP/RISKチームでのご経験を通じて、米国と日本における医療・看護の違いについてお話しいただきました。
とりわけ労働環境や収入面においては、両国の間に大きな差があり、学生の皆さんが携帯電卓を片手に驚きの表情を浮かべていたのが非常に印象的でした。
中でも心に残ったのは、心臓移植を必要とした10歳の少年とのエピソードでした。Yokoさんご自身も深く悩みながら、その患児とご家族に寄り添ったご経験から、「人に寄り添う尊い気持ち」は国籍や人種、宗教を超えて普遍的であることを改めて教えていただきました。
このような貴重な機会を毎回ご提供くださる東京医療保健大学の玄先生、そしてご講演いただきましたYoko Hansenさんに、心より感謝申し上げます。