熊取中学校にて講演の機会をいただきました

9月10日、大阪の南部にある熊取中学校3年生全体に向けて、「キャリア教育と社会科の人権学習」をテーマに講演の機会をいただき、青山と元大阪大学心臓血管外科の平先生とお話しさせて頂きました。
講演では、日本における臓器移植の現状、移植医療がどのように命をつなぐのか、その背景にどれほど多くの方々の想いや支えがあるのか、そして、私たちがこの活動を続ける理由についてお話しさせて頂きました。生徒の皆さんは真剣な表情で耳を傾けてくださいました。

講演後には、多くの感想文をいただきました。
「自分の臓器提供について考えるきっかけになった。」
「臓器移植は特別な医療ではなく、誰かの命を支える身近な可能性だと感じた。」
「家族や友達と命について話し合いたいと思った。」
「ドナーもレシピエントも、共に勇気がいると思った。僕が次に勇気を使う時は、誰かのために使いたい。」

一人ひとりが真剣に向き合い、自分の言葉で感じたことを書いてくださったことに、大きな希望を感じました。
今回の講演を通じて、生徒の皆さんが「命を大切にすること」「他者を思いやること」「異なる意見を認め合うこと」について考えるきっかけとなっていれば、私たちにとっても大きな喜びです。
熊取中学校の先生方、そして参加してくださった生徒の皆さんに、心より感謝申し上げます。