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映画『たしかにあった幻』河瀨直美監督×横山親子が登壇。フォーラム仙台での舞台挨拶レポート

2026年2月21日。春の訪れを感じる柔らかな陽光に包まれた仙台にて、映画『たしかにあった幻』の舞台挨拶が開催されました。当日はチケット完売、急遽立ち見が出るほどの大盛況となり、河瀨直美監督とともに横山親子が鼎談(ていだん)ゲストとして登壇いたしました。

映画が描く「いのちの繋がり」と働く女性へのエール

河瀨監督からは、本作の誕生に至るまでの並々ならぬ苦労と思いが語られました。「失踪」と「臓器移植」という重厚なテーマを通じ、多様な“愛のかたち”や“いのちの繋がり”を感じてほしいという言葉に、会場全体が静かに聞き入っていました。また、異国で困難に立ち向かう主人公・コリーの姿を通じ、「働く女性の背中を押す力になれば」というメッセージも大変印象的でした。

繋がれた命に感謝を込めて

鼎談では、劇中のレシピエント(移植を受ける側)である久志の未来を、横山由宇人さんの姿に重ね合わせました。これまでの歩み、現在、そして未来。繋がれた命への精一杯の感謝とともに、いのちが繋がる素晴らしさを語り合いました。また、横山慎也さんからは「いまだ誤解も多い我が国の臓器移植において、これがどれほど尊い医療であるかを知ってほしい」と、切実な願いが伝えられました。

家族の決断、そして社会全体で讃えること

会場では、4歳でお孫さんをドナーとして見送られた方からのお話もありました。ご両親が医療・救急の現場におられたという背景だけでなく、「正義感が強く優しいあの子なら……」という日々の絆こそが決断の理由であったというお話に、多くの来場者が涙を浮かべていました。河瀨監督はこう締めくくられました。「当事者だけにその重荷を背負わせるのではなく、社会全体でドナーへの感謝を伝え、讃えることが大切である」この言葉こそが、本イベントのハイライトであったと感じます。

結びに

「いのちが繋がる」ことの痛み、辛さ、そして計り知れない素晴らしさ。映画『たしかにあった幻』を囲み、多くの方々と尊い時間を共有できたことに心より感謝申し上げます。この作品が、一人でも多くの方の心に届くことを願って止みません。

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